Q & A

1.超音波センサーの選定 
Q.センサーの機種はどのように選べばよいでしょうか?
A.超音波センサーの選定は検知範囲、検知対象物の形状、センサーの取り付け位置等によって変わってきます。
 参考までにこちらのセンサー早見表を参照ください。
2.専用カバー
Q.実際にセンサーを取り付ける場合、専用のカバーなどはありますか?
A.OM-SC9というステンレス製の専用カバーがあります。
 底面の4つの取り付け穴を利用して取り付けることができます。
3.センサー用ケーブル
Q.配線用のケーブルはセンサーに付属していますか?
A.センサー用のケーブルは別売りとなっております。1m,2m,5m,10mの長さからお選びください。
4.降雨対策
Q.屋外でもOM5タイプやOM6タイプを使用したいのですが降雨対策の方法はありますか?
A.専用の撥水フィルターまたは反射板付きカバーを使用することで屋外での使用が可能となります。
5.温度補償
Q.気温によって音速は変化しますが、検知距離も変化しますか?
A.温度補償回路が内蔵されておりますので、気温による検知距離の変化はほとんどありません。
 参考資料をご確認ください。
6.低温領域の仕様
Q.屋外仕様のOM8タイプを寒冷地帯で使用したいのですが、可能でしょうか?
A.製品に使用している電子部品の仕様上、-15℃を製品仕様の下限としています。
 保証外とはなりますが東北地方や北海道、冷凍施設など-20℃以下の環境で使用されている実績はございます。
7.雨の影響
Q.雨を誤検知することはありますか?
A.雨粒は小さいので検知することほとんどありません。豪雨などにより雨粒の密度が極端に上がる場合は
 検知する可能性はありますが、その場合はセンサの感度ボリウムを数段落下げて誤検知をなくすことができます。
8.雪の影響
Q.雪を誤検知することはありますか?また雪がOM8などの屋外用のセンサーに付着しても問題ありませんか?
A.雨粒と同じ理由で雪の誤検知もほとんどありません。また、新雪は音波を吸収しやすいので余計に検知しにくいです。
 センサー表面に付着した雪は超音波素子の振動により落ちていきますので、常時電源を入れている限りは問題ないと考えます。
 ただし、電源を落とした状態で付着した雪が凍ってしまうとセンサーが振動せず機能しなくなるのでご注意ください。
9.風の影響
Q.風による影響はありますか?
A.例えば最大検出距離5mのOM5-5Cを検出距離5mに設定して、横から風速30mの風が吹いている状況を考えてみましょう。
 音波が5m先の対象物に当たって返ってくるまでの往復の時間を計算すると、往復距離10m,音速を330m/hとして
 30mSと計算できます。次に風速30mの空気の塊が30mSでどれだけ移動できるか計算すると90cmとなります。
 つまり送波で45cm、反射波で45cmずれることになります。
 5m地点の音波の広がりは1.5m以上ありますので、対象物の位置の問題はありますが、壁や車体など十分に
 大きな対象物であれば問題なく検知します。実績ベースでは風による誤検知や非検知などの報告は全くありません。
10.走行車両に対する検知能力
Q.車両検知の用途でセンサーを使用したいのですが最高時速何キロまでの車両を検知可能ですか?
A.屋外での車両検知センサーとして最もよく使用されているOM8-5Cですと、車種にもよりますが
 理論上は100km/h程度まで検知可能です。詳細はこちらの資料をご確認ください。
 より速い車両を検知させたい場合は特注タイプのセンサーもご用意しますのでお問合せ下さい。
11.製品寿命
Q.製品寿命はどのくらいですか?
A.使用されている環境によって変わってきます。電子部品の平均故障間隔(MTBF)ベースでは約12年です。
 実績ベースでは20年以上継続して使用いただいているケースもございます。
12.センサーの導入実績
Q.初めて超音波センサーを購入しようと考えています。今までの納品実績などありますでしょうか?
A.こちらに納品実績の一部を掲載しておりますので参照ください。
13.センサーのカタログ
Q.センサーのカタログなどはありますか?
A.こちらを参照ください。
14.センサーの価格
Q.センサーの価格を教えて頂けますか?
A.こちらの定価表を参照ください。