SCENES – 現場写真

OM5

OM5 used in golf court

ゴルフカートを自動運転にする際にプレイヤーにぶつからないように先端に超音波センサを装着しています。5mで検知した場合はまず、減速モードとし、さらに近接すると停止モードとなる二段階出力のセンサーです。この20年近く無事故で安全確保に寄与しています。

OM5 used on tracks

半屋外のトラックターミナルや卸市場の高所にある屋根に超音波センサーを取付けてトラックや他の低床トラックや普通乗用車の有無(車在検知)を出力します。出力は照明のオンオフや個の場所に車両が居ることを回転灯などで他の待機しているトラックに伝えます。

OM5 used on buses

右手の行き先看板の左上角に検知距離10mの超音波センサーを斜め下向きに設置しています。バスが到着するまでに後どのくらいで来るか等々の情報が看板に表示されます。検知箇所はバスの屋根と窓側の角(カド)を検知しています。ポイントはバスの停車位置と停車角度はまちまちですが、使用センサーの感度が高く指向角度が高いため問題なく安定運用されています。

OM7

OM7 used in train system

線路の中央に検知距離1mのOM7-1Cを横向きに設置して筐体内部にある45度の反射板で上方向に音波を出します。線路に電車が入ってくると検知して出力します。鉄道での電車検知は上方より斜め下、側面から等々様々な方法があり使用するセンサーも多様であります。

OM7 used on tunnels in Hokkaido

北国JR北海道のすべてのトンネルの出入り口に電車検知用のセンサーが上下線ともに2組の合計4個が取り付けてあります。電車がトンネル通過時にはトンネル内の照明が点灯するようになっています。ネットの左右にセンサーが見えます。豪雪・吹雪にも正常動作しなくてはなりません。

OM7 used for liquid level

測定用アナログ超音波センサーの最も一般的な用途はタンク内の液面測定と言えます。液面レベルが底をつくと給水用の信号を出し、満タンになると給水ストップとします。屋外では河川の水量測定にも使用されます。面白い事例としては高架下の道路で水がたまり軽四等の小型車が水にはまり動けなくなるケースがあります。事前に水位を測定し一定レベル以上の水位になると無線で管轄の行政に連絡するというシステムに使用され、実際に人命救助に功を奏し表彰されました。

OM8

OM8 used in train system

東北の豪雪地帯では(青森・岩手・秋田・山形等)では写真のような取付方で走行電車を検知して先にあるポイント切換部分に滞留した雪を事前に除去(エアーもしくは熱)するシステムとなっています。この他にも事前に電車を検知して何かをするという要求はいろいろとあります。屋外でしかもノイズの多い線路周りでは軟弱なセンサーは使用出来ません。最近では鉄道関連で自動ドア・ホーム検知等々と高い信頼性の超音波センサーへの要求は格段に増えてきています。30年以上の実績を踏まえた弊社センサーならではの事例と考えます。

OM8 used for reverse running prevention

高齢化に伴って多発する高速道路での逆走行防止用の検知器です。すでに8年前に海ほたるを始め全国のパーキングエリア出入り口に100箇所設置済みです。レーザー方式カメラ方式といろいろありますが屋外環境を考慮すれば自ずと超音波方式となります。

OM8 used in ETC

全国各所高速道路の出入り口での車両検知用に使用されています。取り分けパーキングから入る場合はこの方式が多用されています。本四架橋高速道路のすべてにOM8-5Cが取付いています。屋外で雨・風・雪・吹雪と雪解けの泥水がかかっても正常動作が期待されます。